公開: 2026.05.02

日本にある、あいりん地区という町 ver2

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結論と学んだこと

 諦めて撤退するにあたり、後始末のために一ヶ月の時間がありました。そんなときにふと立ち寄った場所の話です。
 ネットで噂には聞いていたものの、惨状に言葉ができませんでした。
 行政支援なども行き届いておらず、金銭では問題が解決できないことを理解しました。
 それらを見た私は、人々のロールモデルとなることで人を豊かにしたいと思うようになりました。

はじめに

 私は京都で様々なチャレンジをした後、心が折れて東京へ戻ることにしました。
 引っ越しなどの後始末のために、一ヶ月後に設定しました。
 この話はその一ヶ月の間に訪れた、通称「あいりん地区」と呼ばれる場所での話です。

目次

なぜ来たのか

 悪い意味で有名な場所だったので一度は来てみたかったという、ただの好奇心が理由です。
 しかしながら冷やかしに行きたかった訳ではなく、現実を知りたかったのです。

到着

 駅に到着して辺りを見渡しますが、ネットで言われているほど悪い場所ではなく生活感が垣間見える町である印象を受けました。

駅を降りて辺りを見渡す
駅を降りて辺りを見渡す

 暫くあるくと伝説の自動販売機がありました。

 「マジであったのか・・・」
 困惑と興奮したように呟きました。

伝説の自動販売機 伝説の自動販売機
伝説の自動販売機

現実が垣間見える

 暫く歩みを進めると、この地区の現実が見えてきました。
 日雇い求人が町に置かれていました。

 そして、家の無い人向けの住処が提供されているようでした。
 居住条件などは確認できませんでした。

求人 / (おそらく)非常用居住区域 求人 / (おそらく)非常用居住区域
求人 / (おそらく)非常用居住区域

 そして、この辺りから独特な匂いが鼻を付き始めました。

観光地としての姿

 そしてこの地区を観光地としようとしている様子も見受けました。

 またしても伝説の500円宿を見つけてしまいました。
 今回は京都から来ているので泊まりませんでしたが、怖いものみたさがありました。
 近くには高品質のホテルもありました。

伝説の旅館と高品質ホテル 伝説の旅館と高品質ホテル
伝説の旅館と高品質ホテル

ご飯屋さん

 歩き回っていると うどん屋を見つけました。味は普通に美味しかったですが、珍しい点が2つありました。

1.飲み物はセルフサービス(目の前の自販機)
2.困窮者向けの無料サービス

カレーうどんを注文した カレーうどんを注文した
カレーうどんを注文した

 しかし正直なところ、うどんの良い匂いと町の独特な匂いが混ざったところ、深いで少し吐き気を催しました。

果て

 ここから様子が変わりました。路上生活者に溢れ、ゴミを囲って住処としていました。
 彼らは何も飾っていない生き様を私に見せてくれました。

「野宿者を追い出すな」というメッセージ 「野宿者を追い出すな」というメッセージ
「野宿者を追い出すな」というメッセージ

 お金では解決できない問題というのがそこにはありました。私はこの日、問題の本質は金銭ではないことを知りました。
 綺麗事なんかじゃない。もっと原始的、本質的な問題だということです。

商店街

 更に探索を続けると商店街を見つけました。時間が昼だったこともあり殆どの店舗はシャッターがしまっている様子でした。
 きれいで整備された都会の商店街と一体何が違うのか、言語化できないことにもどかしさを覚えました。

シャッターの閉じた商店街 / 覚醒剤を売るなというメッセージ シャッターの閉じた商店街 / 覚醒剤を売るなというメッセージ
シャッターの閉じた商店街 / 覚醒剤を売るなというメッセージ

学んだこと

 近年の便利なビジネスやサービスはすべて資本主義をに基づいています。つまり、持たざるものはサービスを受けることが出来ません。
 それが20年近く生きてきた上での常識でした。

 しかし、この街は違う。本質的に。

 資本主義の世の中にも関わらず、私たちが忘れてしまっている考え方を少しだけ教えてくれた気がしました。